自粛ムードが漂っている中

地味に影響が出ている

今年に入ってから徐々に蔓延してきた新感染症。4月16日から政府が日本全土に向けて非常事態宣言を発令して、積極的な外出自粛が推奨される世の中となった。

僕自身は家に引き籠ることは苦ではない。元々インドア派な生活をしてきたので自宅で色々なことをしながら過ごしている。

しかし、ここ一年辺りの活動内容を見るとロードバイクに乗って出掛ける事を中心に、アウトドアな生活内容になっていた。県境を越えて走行することも多い。そういった活動がしづらいムードになったことは悲しい。

家で過ごすこと

自宅に引き籠るといっても、僕だけではない。妻も勤め先が全面在宅勤務に切り替わり、現在は自宅で仕事をしている。

妻は元々週1日だけ在宅勤務で仕事をしていたので、何不自由なく在宅勤務をこなしている。むしろ、勤め先のパソコンよりも家にあるiMacの方がCPU比で4倍くらいの能力があり、MacのセールスポイントであるRetinaディスプレイが美しさと共に目に優しいので、毎日の仕事が大変捗っている様子だ。

二人で自宅にいる時間が増えたおかげか、美味しいお菓子を食べながらお茶をする時間が増えた。

自宅でも過ごしても買い物には出る

当たり前だが人間生きていくためにはご飯を食べなければならない。自粛ムードが流れていても買い物には出なければならない。

我が家の食材仕入れはスーパーマーケット1箇所で済ませるスタイルではない。仕入れの6割ほどはスーパーマーケットを利用するが、4割は個人店や専門店で仕入れている。一回の買い物で2、3箇所のお店で買い物するイメージだ。

顔馴染みのお店のひとつのパン屋さんの店主に最近の様子を聞いてみたところ、緊急事態宣言以降にお客がかなり増えたとのことだった。店主のコメントで「信じられない、かつてないほどのお客さんが多い。」とのことだった。顔を伺ってみるととても疲れた表情をしており、本当に大変な状況なのだと感じる。店内の商品も殆ど売り切れていて、僕は食パンは入手出来たがおやつに食べるパンは買えなかった。

買い物を終えると

雨が降る中食材仕入れを終え荷物をまとめて自宅へ帰ろうとすると、西の空が明るくなっていた。

どうやら雨雲が切れて太陽が覗いていたようだ。眩しい太陽を背に自宅へ入ろうとすると東の空に薄らとスペクトルな輝きが見えた。

名古屋市内に掛かる虹
名古屋市内の薄ら虹が出ていた。

虹はとても薄く、はっきりスペクトルが確認できるのは根本の方だけで、写真上部の切れている部分を越えると殆ど確認できなかった。

撮影の合間にだんだん薄くなってしまい、僕が虹を見れたのは数分だった。

肉眼で虹を見たのは何年ぶりだろうか。覚えがないほど見ていない。自粛ムードの漂う街に、刹那の気象ショーが癒しをもたらしてくれたように感じた。

市内に掛かる虹

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